こんにちは、稲取銀水荘です
以前、堂ヶ島ニュー銀水のスタッフブログやホテル銀水荘の公式SNSで何度か紹介した
「伊豆食べる通信」
そうです、創刊号は西伊豆の「しおかつお」がテーマでした
第2号はテングサ、そして次なる第3号は…
山葵(わさび)です
みなさんにとっての山葵。どんな食材ですか
粉末に水を加えて練りねり… というのは今あんまりないか
チューブからチュッと出して、お刺身やお蕎麦の薬味に
最近は「わさび丼」なんてご当地グルメとしても取り上げられたり
お寿司屋さんには「ナミダ巻き」と呼ばれる山葵の細巻寿司があるとか
そんな山葵。お好きな方も多いですよね。私も大好きです
さて、山葵が どういうふうに…
どんなところで 育てられているか、ご存知ですか?
山葵田(わさびだ)って
こんなところです
こんなところです!
今回まずお邪魔したのは、伊豆市天城の山葵農家 浅田さんの山葵田
天城山らしい、緑とマイナスイオンたっぷりの山葵田は、ただそこにいるだけでも
本当に気持ちのいい場所です
上の写真でもご覧のとおり、細~い道はなんと手積みの石垣
むかしむかしこの山葵田を開いた方々は
この石垣を、どれほどの苦労を以て築いたのでしょう
車両が入ることができるような場所ではないので
収穫、運搬も 容易ではありません
山葵の栽培は苗から育てておよそ1年8か月程度かかるそうです
苗は、ポットや石を使って植えてありますが(流されないよう)
まだ苗のうちに虫が成長点を齧ってしまったりすると、そこから育たなくなったり
また、苗ごとには個体差もあり、同じ年月を育てたとしても、同じだけ大きくなるとは限らない
… 山葵栽培、本当に大変な苦労があるのですね
また、よほどの嵐にならないかぎり
雨でも収穫などの作業は行われますが
2年ほど前の大雪では
大きな被害もあったそうです
実はこの日の前にもいちど、お邪魔してお話を伺ったのですが
浅田さんも、奥様も、そしてお母様やお父様、おばあさまも
(かわいいかわいい、息子さんたちも)
それぞれのお人柄はもちろん、家族みんなで山葵田とともに暮らしているその姿に
なんだかとても感銘をうけてしまったのでした…
天然のもの、自然のものは じつに美しく美味しいけれど
それを育て、守る人たちの姿もまた とても尊いものだなと
あらためて感じた、山葵田見学のひとときでした
って、まだまだ山葵の魅力を楽しむワークショップは続きます!
あまりにも楽しかったので、長くなっちゃった(笑)
次回のブログでは「食べる」
山葵の魅力をお伝えします
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伊豆食べる通信(次回は10月号)
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